【第31回】中国への第一歩:初めての訪問者のための生活と文化のプチガイド ~様々なトピックに焦点を当てて~
中国のタクシー事情
中国のタクシー事情に関して紹介します。中国独特の暗黙の了解事項もあるので覚えておきましょう。
1.タクシー事情
中国では、タクシーを拾うのは難しいことがあります。人口の割にタクシー台数が少ないのかも知れません。タクシーの台数が多すぎると、道路の渋滞や環境汚染などの問題も発生します。そこで、中国の多くの都市では、タクシーの台数に規制をかけています。例えば、北京では、タクシーの台数は6万台に制限されており、新規の免許証の発行は行われていません。上海では、タクシーの台数は5万台に制限されており、免許証の取得には高額な費用がかかると言われています。
2.タクシーの止め方
タクシーを止めるためには、タクシー乗り場やホテルの前など、タクシーが多く通る場所で手を振って止める方法が一般的です。宿泊しているホテルのフロントにタクシーを呼んでもらうことが確実かも知れません。
路上でタクシーを止める場合は、日本の様に上に手を挙げるのではなく、腕をまっすぐ前に伸ばし、少し振るのだと中国の方に聞いたことがあります。
3.タクシー予約
中国では、タクシー予約で「滴滴出行(ディーディーチューシン)」というスマートフォンアプリが人気です。このアプリを使えば、事前にタクシーを予約することができます。滴滴出行は、タクシー、私用車、指定のドライバーをスマートフォンで呼べるアプリケーションです。中国では400都市で4億人以上のユーザーが利用しており、タクシー配車サービス市場の87%を占めていると言われています。
滴滴出行の利用方法は、アプリを起動して現在対応可能な車の位置を確認し、運転手に依頼をかけるというものです。運転手が承諾すると、車種や車の番号、運転手の名前が通知されます。車が到着する前に電話で連絡があり、現在地を再度口頭で確認されます。到着後にオーダーの確認があり、その後乗車するという流れです。支払いはアプリを通じて行うため、現金でのやり取りは発生しません。滴滴出行は、日本でもタクシー配車やフードデリバリーのサービスを提供しています。日本ではソフトバンクと提携しており、2018年9月から大阪で、2019年4月から京都で、2019年7月から東京でサービスを開始しています。
世界的に利用されているUberと同様な配車アプリと言えます。
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